フランツ ホツラー氏

概要

フランツ ホツラー氏は、機械工学を学び、ナイフ作りは1993年から副業で始めた。
彼の主な作品は、実用的なハンティングナイフ、作業用、そしてアウトドアナイフである。
またその中でもフル装備のインテグラルは最も得意としており、文句の付け所がない作品である。
お気に入りは、ライナーロック折りたたみナイフで、現在はバックロック折りたたみナイフの作成に力を入れている。
彼の作品のほぼ90パーセントは折りたたみナイフである。
ホツラー氏は、ナイフ作りだけでなく、他のいろいろなことにもクリエイティブな人間である。
例えば彼は、一世紀近くにさかのぼる伝統工芸、和式根付彫刻もしているのだ。


ナイフ作りにおいては、気を付けていることがある。手の平への納まり具合や角の気にならないきれいな概観、そしてなめらかな全体の曲線である。
使用する鋼材は、ユルゲン リュール氏作の錆びにくい鍛造ダマスチールダマスト、ATS34、そしてRWL34である。折りたたみナイフのプラチナは、主にチタンから製作する。
ハンドル材において最も気に入っているものは、アイアンウッド、マンモスの牙、グレナディール材、アンボイーナ材などである。
スクリームショウは、幾人かの芸術家とコラボレーションしている。例えばアレクサンドラ フェドロウ、エバ ハラ、カール ハインツ ビルナー、レネ フォンク氏などが挙げられる。
彼のモットーは、以下のとおりである。
「人のためならず、自分のために最良のものを作れ!」
それが人の手に渡ったとき、結果として使い手にとって申し分ない作品になっていることは言うまでもないだろう。